LCCM住宅 Forest MIRAIYA着工
今年の一大イベント。
来年度30周年を迎えるリソーケンセツの次世代スペックのモデルハウスとして計画された今回の住宅。
本社からも程近い緑豊かな内牧地区に、『LCCM住宅 ForestMIRAIYA』が着工となりました。
LCCM住宅とは、建築時・居住時・解体廃棄までのトータルで排出されるCO2を居住時の太陽光発電による創エネでゼロ以下にできる住宅という未来基準のスペックを持つ住宅の事。
今後住宅業界でも徐々に増えていくであろうLCCM住宅の普及が促進される背景には、地球温暖化という大きな課題があります。
地球温暖化を防止する為には、CO2の排出削減が必要不可欠。
政府も2050年までに二酸化炭素を中心とした温室効果ガスの排出を全体としてゼロにするというカーボンニュートラルの実現に取り組んでいます。
未来の豊かな暮らしの為に、私たち工務店にできる事をしっかりと取り組んでまいります。
⇒ LCCM住宅とは
本日はそんな『LCCM住宅フォレストMIRAIYAモデル住宅』の上棟風景をお届けいたします。
前日までに担当大工の手により土台となる4寸の桧の無垢材も敷かれ準備は万端です。
構造材は紀州材を主に使用しており、強度や安全性のみならず、外国材を使用した場合と比較し、運搬時のCo2削減にも大きく貢献してくれます。
さあ、いよいよ上棟の始まり。
この日は大安吉日でお日柄も完璧です!
熟練の大工達によって段取りよく、柱が立てられていきます。
柱は全て同じように見えますが、どの柱をどの位置に配置するか事前に決められ、その場所にあった加工がされています。
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全てオール無垢の4寸(12センチ)以上の柱なので、どっしり迫力がありますね!
柱が立てられると次は梁を掛けていきます。
こちらも大迫力!高樹齢の構造材がガッチリと住宅を支えてくれます。
柱と梁、梁と梁などの接合部分を構造金物に緊結し、しっかりと固定し耐震性を高めます。
一階の柱、梁が組み終わり、2階部分の作業へと移ります。
まずは床の下地となる構造パネルの無垢ボードを敷き込み、所定のビスでしっかり固定し水平耐力を高め、地震により強い家にします。
二階も一階同様に柱、梁を架ける作業を行っていきます。
徐々に天候も回復し、晴れ間が覗いてきました!
地上にいるクレーンオペレータースタッフともしっかり連携を取りながら作業は進んでいきます。
二階の作業が完了し、屋根部分となる小屋組みを行っていきます。
ここまでくると作業も大詰め。
少し離れてみると、しっかり家の形状が分かります!
この後は事前に担当大工により作成した屋根パネルを敷き込みます。
屋根パネルはパネル自体に通気層を設け、断熱材の取付加工などが施されております。
屋根パネルを敷き込んだ後は、ルーフィングを張っていきます。
雨は防ぐが、湿気は屋根裏の湿気は逃がすという仕組みの透湿防水ルーフィングです!
雨漏りリスクの上がる接合部や立上り部は、より慎重にしっかりと施工していきます。
ルーフィングの張り込みも完了。
これにて上棟作業はすべて完了となります!
今ある自然を守り、未来の地球の環境を少しでも良くする為に我々の出来る事をしっかりと行ってまいります。
これから『LCCM住宅フォレストMIRAIYAモデル住宅』を随時ご案内いたします。ご期待ください!