灯りを付けましょボンボリに~♪
今日はひな祭りですね。
春の清々しい季節がやってきたというのに
今年は不安なニュースが多くて憂鬱になりがちですよね。
ウイルス感染を予防するのには換気をよくするのが効果的だということです。
無添加無垢の家はエコ通気システム工法を採用しているので
室内の空気を快適に保つことができるのです。
小屋裏換気システムを使ってより空気を循環させることもできますし
自然素材でできた家はもともと健康な空気の空間をつくってくれるので
こんな心配な時期にはとても心強い住宅だと思います。
やっぱり健康が第一です。
また病は気からというように不安なことばかり考えていてはいけません。
そんな時こそ楽しいことを思い出して明るくいきましょう!
という事で。。。
今回は日本の伝統、ひな祭りに注目してみたいと思います。
桃の節句とも呼ばれるひな祭りは
女の子に降りかかる厄難を身代わりに人形が受けてくれるという意味が込められているのですが
中国から伝わった「五節句」という行事の一つ「上巳」が由来といわれています。
五節句とは
・1月7日の「人日」七草がゆ
・3月3日の「上巳」桃の節句
・5月5日の「端午」菖蒲の節句
・7月7日の「七夕」星祭
・9月9日の「重陽」菊の節句
のことを指します。
小渕の展示場にはこんな素敵な立雛が飾られていました!
節分もそうですが、古来から季節の節目になるようなときに魔が入りやすいと考えられていたので
川で身を清めるという風習から、日本では紙などの人形に穢れを移して川に流すという
邪気払いの行事が広まりました。
上巳が広がる平安時代の頃、貴族の子供の間で「雛あそび」と呼ばれる人形を使ったおままごとのようなものが流行していました。
この人形あそびと上巳が結びついて、時代とともに人形は川へ流されるものから飾るものへと変化していきました。
人形を作る技術が発達し、江戸時代の頃から立派な人形を飾る女の子の行事として定着していったのです。
雛人形の種類と飾り方については7段飾りが一般的かと思います。
昨今の住宅事情から、本格的な7段飾りではなく
お内裏様とお雛様だけのものを飾ることも多くなりましたね。
でもせっかくなので7段飾りの雛人形をご紹介してみたいと思います!
・1段目 お内裏様とお雛様
一番上の段は豪華な衣装の二人。天皇と皇后を表しています。
・2段目 三人官女
お内裏様とお雛様に仕える3人の侍女。賢い女性とされています。
右から長柄の杓、三方、銚子を持っています。
・3段目 五人囃子
能楽のお囃子を奏でる5人の男子。
右から謡、笛、小鼓、大鼓、太鼓を持っています。
現在でいえば、お抱えの人気バンドマン?
・4段目 隋臣
二人の用心棒です。右大臣(向かって左側)の若者と左大臣(向かって右側)の老人です。
若さ(体力)と経験(知力)で守ってくれているという事でしょうか。
・5段目 仕丁
お仕えする3人の雑用係です。右からほうき、ちりとり、熊手を持っています。
外出用の付き人として立傘、くつ台、台傘を持っている場合もあります。
6段目と7段目はそれぞれ箪笥などの嫁入り道具や牛車、食器などの生活用品が飾られます。
段数が増えると他のキャラクターが増えることもあるようです。
そして雛祭りに付き物の美味しいご馳走といえば。。。
・ちらし寿司
見た目も華やかなちらし寿司は様々な縁起のいい具材を使って幸せな人生を願います。
腰が曲がるまで長生きするという意味ではエビ、穴が開いていて先が見通せるという意味でレンコン、
勤勉でマメに働くことを願った豆類etc...
・菱餅
3色の菱餅はそれぞれ「厄除け」ピンクの桃「清浄」白い雪「健康」新緑の緑といった意味があるといわれています。
・白酒
本来は桃の花びらを浮かべた桃花酒で、百歳(ももとせ)を願いました。江戸時代より白酒になったようです。
・はまぐり
潮汁にしていただく蛤は、対の貝殻しか合わないことから、相性の良い縁談相手に恵まれることを願いました。
今、なかなか外出も難しくて、家に閉じこもっているお子様たちも
無添加無垢の快適空間で美味しいご馳走をいただきながら
なかなかゆっくりできない家族の団らんを楽しんでもらえたらいいなと思います。
今夜は雛人形を飾ったり、色んな由来などを話しながら
ぜひ楽しい時間をお過ごしください。