「秋だ!」
「Go To トラベルだ!」
「そうだ」
「日光東照宮に行ってみよう!」
マイナスイオン満喫中
「もう少ししたら紅葉の景色が見られるね」
わくわくわくわく
日光東照宮は徳川家康を祀った神社でパワースポットとしても有名です。
日光東照宮の入り口に到着
「さあ行ってみよう!」
「東照宮のある日光山標高はスカイツリーと同じ高さ634m!」
「入口の鳥居、九州から運ばれてきたんだって。
福岡のなんとかって偉い人からの贈り物らしいよ。」
【石鳥居・重要文化財】元和4年(1618)九州筑前(福岡県)藩主黒田長政公によって奉納されました。
「わぁ!!!」
石鳥居をくぐると左手に五重塔が建っています。
【五重塔・重要文化財】慶安3年(1650)若狭の国(福井県)小浜藩主酒井忠勝公によって奉納されました。
記念撮影 「パシャ!」
「五重塔には干支の彫刻があって、干支の方位にそってちゃんと配置してあるんだよ」
左に【辰】家光 東南東~東南 |
真ん中に【卯】秀忠 東 |
右に【寅】家康 北東~東北東 |
「五重塔の干支の彫刻から、東照宮は北に位置していることが分かるんだけど、
北の空には北極星があるでしょ?北極星は宇宙の中心で神様天帝がいるところと言われているんだ。
そしてここからまっすぐ南に江戸城が位置しているんだよ。
だから家康は江戸を中心にした天下人という意味で江戸城の真北の日光に祀られているんだって」
「奥深いんだね~」
「すっごく高い階段を上ったね」
【表門・重要文化財】最初の門で、左右に仁王像が安置されているところから仁王門とも呼ばれています。
「左右に仁王様がいて、百獣の王ライオンや像がガッチリガードしている豪華な門にも意味があるよ」
「上の方にバクがいるんだけど、バクは金属を食料にすると言われていて、武器を食べるバクは軍縮の象徴なんだ」
「いよいよ門をくぐるよ!」
「いろんな建物があるね」
絢爛豪華な建物が建ち並ぶ広大な敷地は東京ドームが一つすっぽり入るそうです。
「あ!あれが有名な三猿だ!」
【神厩舎・三猿 重要文化財】神厩舎は、ご神馬をつなぐ厩(うまや)です。昔から猿が馬を守るとされているところから、長押上には猿の彫刻が8面あり、人間の一生が風刺されています。
お母さんが子供の将来を見ている 誕生 |
世間に出たら余計なことを 見ない、聞かない、言わない 処世術 |
独立する一歩手前 自立への岐路 |
青雲の志、雲は青雲の雲 青年期、将来の展望を見上げている |
挫折を経験した友に励まされる 人生山あり谷あり |
「向こう側にも彫刻があったのかー!!見逃したー!」
この後の彫刻は、恋愛をして結婚、夫婦で人生の荒波を乗り越え、妊娠した猿へと続き、また初めの誕生につながっていきます。
「あれが国宝の陽明門だね」
「本殿への入り口だね」
「ここもなんだか凄そうだなぁ」
【陽明門・国宝】日本を代表する最も美しい門で、宮中正門の名をいただいたと伝えられています。
「彫刻凄いね!」
【廻廊・重要文化財】陽明門の左右に延びる建物で、外壁には我が国最大級の花鳥の彫刻が飾られています。いずれも一枚板の透かし彫りには、極彩色がほどこされています。
「日本の匠の技だあ!」
いつまで見ていても見飽きないところから「日暮の門」ともよばれ、故事逸話や子供の遊び、聖人賢人など500以上の彫刻がほどこされています。
「門をくぐる天井には龍の絵がかかれていたよ!」
「おやおやおや!!」
「明智光秀の像があるよ」
「家康を表す寅にまたがっているのは何か意味があるのかな」
「歴史ミステリー!!!」
「陽明門の柱の一つだけ逆さまになってるの知ってた?」
「どうしてだろう」
「月が満月になると欠けていくように、完成してしまうとあとは崩壊へ向かうだけなので
一つだけ逆さまになっている完成していない不完全な状態にしているということらしいよ」
「細かいところまでこだわってるねー!」
【唐門・国宝】全体が胡粉(ごふん)で白く塗られ、「許由と巣父(きょゆうとそうほ)」や「舜帝朝見の儀(しゅんていちょうけんのぎ)」など細かい彫刻がほどこされています。
「この奥に国宝の御本社があるんだね」
「あ!奥は撮影禁止」
「残念」
「ここが眠り猫の門だね」
【眠り猫・国宝】左甚五郎作と伝えられています。牡丹の花に囲まれ日の光を浴び、うたたねをしているところから「日光」に因んで彫られたとも言われています。
「猫が眠っていられるほど平和な世の中になったと言いたかったんだと思う」
「ここから207段の石段が始まるよ~!」
「はぁ、はぁ、、、、」
「森林浴なんて言ってられないよー!」
「がんばれー!」
「ここだー!!」
「着いたー!!」
「ここに家康が眠っているんだね」
「パワースポットになっている叶杉があったよ」
「たくさんの人が並んでお願いしていたね」
「泣き龍で有名な本地堂にも行ったよ」
「天井に描かれた龍の下で拍子木を打つと鈴の音みたいな反響があるのはビックリしたね」
「記念のお守り買っちゃった」
「福が漏れないように穴が開いていない鈴のお守り」
「泣き龍の声みたいな音がするよ」
「表門まで戻ってきたね」
「いろんな思いがつまったところだったね」
大満足の Go To 日光東照宮 でした。
様々ないわれを知って見ていくとまた違った楽しみ方ができますね。
他にもまだまだたくさんの見どころがあるので行かれた時にはいろんな想像を膨らませてみてください。