こんにちは。
今回はお施主様それぞれのこだわりの詰まった、吹き抜けの施工事例をご紹介いたします。
吹き抜けには
・天井が高くなることで開放感を感じられ、より室内を広く見せることができる
・高い位置に設けた窓から自然光を取り込み、室内全体を明るくすることができる
・縦の空間も空気が循環することで室内の温度を均一にする
・1階と2階がつながるためご家族のコミュニケーションを取りやすくなる
といった大きなメリットがございます。
デザイン性と実用性を両立し、広々とした空間を演出できる吹き抜けは、弊社で施工のお客様の約9割が採用されております。
さっそく様々なテイストの実例を見ていきましょう!
室内全体が高窓からの自然の光に満たされる空間づくり
吹き抜けを南側に設けることで、高窓から家全体に十分な明るさをもたらします。
こちらは無垢の板張りの勾配天井に光がやわらかく反射し、自然素材の優しい風合いを感じられるリビングです。
吹き抜けに室内窓を取りつければ、室内全体の通風・採光をより良くすることができます。
1階から2階の居室にいる家族とも声を掛けあうこともでき、お互いの様子がよく分かります。
吹き抜け窓側に通路を設けていても明るい室内です。
手すりを縦格子にすることで光を取り入れ、圧迫感のない空間に仕上がっております。
大空間の吹き抜け、大開口のサッシ、光を通すスケルトン階段を採用した開放感のあるLDK。
吹き抜けに架かる大きな梁が高級感をプラスしています。
このような広い吹き抜けに大きな窓を取り入れると「夏は暑く冬は寒い家」と思われるかもしれません。
弊社では全棟で自然エネルギーの力を活かす設計手法(パッシブデザイン)と、独自の快適システムエコ通気システムを採用することで1年を通してエアコン1台で快適な空間をご提案しております。
夏は日差しを遮る庇の長さを計算し、ひんやりとした地熱を壁内・室内に巡らせ、暑い空気は小屋裏から排熱。
冬は太陽の光と熱を室内の奥まで取り入れ、太陽光で温められた熱を壁内・室内に巡らせ、高い断熱性能で室内の暖かさを逃しません。
シーリングファンで空気を循環、室内の温度を均一に
暖かい空気は上に、冷たい空気は下に流れます。
シーリングファンの大きな羽根で部屋全体に一定の空気の流れをつくることで効率よく室内全体を均等な温度にします。
気流によって空調効果をサポートするため、電気代の節約効果も期待できます。
また、リゾートホテル等でも採用されているように、シーリングファンは実用性だけでなくインテリアとしても優秀です。
和・洋などのテイストを問わず洗練された空間を演出することができます。
こちらは天井に柿渋の越前和紙を採用した吹き抜けです。
薪ストーブの煙突のアイアンと合わせた黒の本体、ブラウンの羽根が和紙の和のテイストとよく合っています。
広い吹き抜けをセンターに配置することで耐震等級3を取得
「吹き抜けがあることで耐震性が下がりますか?」とご質問いただくことがございますが、
間取りと構造のバランスを考え、住まい全体で構造計算を行い耐震等級3を取得可能な耐震性を確保しております。
こちらの無垢の家の吹き抜けは4.5帖の広さ。
家の中央に配置することで床の剛性を確保し、耐震等級3を取得しております。
猫ものびのび過ごせるキャットウォークのある吹き抜け
キャットタワーといった猫の遊具があるように、猫は高い場所が好きな性質があります。
吹き抜けの縦の空間を活かし、猫用のステップやキャットウォークを取り付けました。
上下運動ができることで猫達の運動不足を解消する効果もございます。
こちらも猫達が梁の上でくつろげるよう、猫窓を設置しています。
リビングにいるご家族を眺めることができて楽しそうです!
吹き抜けを活かした2階ホール
大きな掃き出し窓の前を通路にした間取りです。
日当たりの良さを活かし、室内干しスペースを確保しました。
こちらは吹き抜けを巡るように2階の廊下を配置したことでスタイリッシュな印象に。
写真右側に見えるのは吹き抜け側に開口部を設けた書斎です。
吹き抜けの前にカウンターを設け、ワークスペースやお子様のスタディコーナー等、ご家族の共有の場として多目的に使われることも。
LDKとのつながりを感じる開放的な空間でありながら、一人で集中するスペースを確保できるのは個室とは違った魅力です。
こだわりの吹き抜け施工事例特集はいかがでしたでしょうか。
まだまだお見せしきれていない事例がたくさんございますので、こちらもぜひご覧ください。
≪ その他施工事例集 ≫
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各展示場もそれぞれ吹き抜けを採用しております。
採光や通風、エアコン1台で快適な室内温度、各階のつながり等を実際にご覧いただけます。