こんにちは。
紫陽花が見頃の季節になりました。
雨の雫が滴る紫陽花は、より一層美しさを増して癒されます。
関東甲信地方は2023年6月8日から梅雨入りが発表され、天候の安定しない日が続いていますね。
今回は今のような梅雨のジメジメとした時期に、特に効果を実感できる「珪藻土」についてご紹介いたします。
珪藻土とは?
珪藻土は植物プランクトンの殻の化石よりなる堆積物(堆積岩)です。
単体では固まらないため、弊社で採用している珪藻土は同じく自然素材の漆喰をつなぎに使用しております。
弊社使用の漆喰珪藻土の成分・特徴
※弊社で使用している珪藻土はすべて国産、アスベストの心配はございません。
漆喰(石灰)は強アルカリ性でカビ・菌に対する抵抗性が強く、シックハウスの元凶とも言われるホルムアルデヒドを分解しカビや菌の発生を防ぎます。
珪藻土には1ミクロンにも満たない小さな穴が無数にある多孔質素材で、穴の数は木炭の2,000倍といわれています。
この穴が空気中の水分を吸着・放出するため、調湿や消臭、断熱等様々な効果を発揮します。
つなぎの漆喰(石灰)はこの穴を塞ぎません。
しかし安価な合成樹脂で固めた珪藻土は、無数の穴が塞がれてしまい、調湿効果や消臭効果などの性能が著しく低下します。
お住まいに珪藻土を取り入れたいとお考えの方は、ぜひ成分もチェックしてみてください!
珪藻土の調湿効果の実験
珪藻土は湿度が高いときは湿気を吸収し、低いときには湿気を放出するため部屋の湿度を40%~60%に保ちます。
2023年6月11日(日) 13時に、春日部市の「無垢乃家」展示場で計測実験を行いました。
(無垢乃家展示場)
壁はもちろん漆喰珪藻土の塗り壁。床は杉の無垢材、吹き抜けには太鼓梁が架かる築21年の展示場です。
湿度の測定場所はウッドデッキとリビングです。
< ウッドデッキ >
雨天のため外の湿度は87%と高い数値となっております。
< リビング >
展示場の室内は61%と約30%低い数値が出ており、調湿されていることが分かります。
(エアコン等は使用しておりません)
この調湿効果を利用して、室内干しスペースを取られるお客様も多数いらっしゃいます。
漆喰珪藻土の塗り壁は「消臭効果」「抗菌・防カビ効果」でたばこやペット、トイレの匂いなどを吸着・分解してくれるのも嬉しいポイント。
花粉の季節や湿気の多い梅雨も、匂いに悩まされずにカラっと洗濯物が乾きます。
梅雨の時期も爽やかに過ごせる弊社の家づくり。
室内の心地よさを各展示場で体感することができます。
野田市つつみ野にある「和ごころエコの家」展示場も
玄関の可愛らしい紫陽花が咲き出しました。
珪藻土は弊社の『無添加無垢の家づくり』に欠かせない自然素材の塗り壁材で、全棟に採用しております。
自然素材の家づくりにご興味のある方は
ぜひこの機会に一歩踏み入れた時の清々しい空気を体感してください。
▶ 展示場一覧
インスタグラムではOB様に伺った「梅雨の住みごこち」をご紹介しております。
2022年にお引渡しの埼玉県さいたま市のN様、
2019年にお引渡しの埼玉県春日部市のS様にお話しいただきました。
ぜひこちらもご覧ください!