令和二年度紀州材ベストユーザー賞〈大賞〉受賞しました。
令和二年度紀州材ベストユーザー賞〈大賞〉受賞しました。
11月24日和歌山県庁にて紀州材ベストユーザー賞の表彰式が行われました。
弊社は、2002年住宅展示場「無垢乃家」を春日部市小渕に建設以来、弊社をご支持してくださるお施主様と協力業者様のご理解とご協力のおかげで、年間平均30棟の無垢の家を首都圏で建てさせて頂き、現在500棟を超える実績がございます。
この度、和歌山県知事 仁坂吉伸様より標記のありがたい賞を受賞させて頂きましたので、ご報告させて頂きます。
仁坂知事と株式会社山長商店 榎本会長と弊社代表取締役伊藤
弊社の作品集を見ながら知事様、和歌山県農林水産部の幹部の方々と家造りの取り組み等のお話で盛り上がりました。
また、他の部門の受賞参加者の皆様のお話でも、和歌山県の森林に関わる様々な貴重なお話もお聞きできました。
受賞式の後、山長商店様の本社におじゃまし一日のスケジュールは無事終了しました。
また、当日の模様は和歌山テレビのイブニングニュースでも流されておりました。
当日は和歌山県内のホテルで宿泊。
翌日は山長商店様の工場見学をさせて頂き、いつもお世話になっており、普段は電話やメールにてやり取りをさせて頂いているスタッフの皆様と直接コミュニケーションを取ることが出来て光栄でした。
一本一本全ての木材を各工程にて専門の担当者が厳しい目でチェックし、選別、検品を繰り返します。
次に、担当者による厳しいチェックをクリアした木材のみが自動測定器を使い、含水率とヤング係数(強度)の測定工程に入っていきます。
こちらの工程ももちろん一本一本全て測定し、それぞれの数値が基準を満たしているかどうか確認していきます。
そうして様々な工程を経て厳選され、JAS規格をクリアする材は杉は全体の6割強、桧は8割強との事です。
いかに厳しく選別・検品されているかがわかります。
弊社設計担当と特に連携の多い、CAD設計室では、20名近くの構造設計担当者が真剣に業務されておりました。
今月さいたま市にて上棟予定の現場構造加工材もしっかりと完成して、出荷を待っておりました。
この度の和歌山県での受賞イベントに付きましては、株式会社山長商店の榎本会長、ご家族様モック株式会社の榎本社長、また両社の社員スタッフの皆様には、日頃のバックアップ及び今回も多くのお世話を頂き、心より感謝申し上げます。
ありがとうございました。
長い歴史に裏付けされた、長期に渡る広大な社有林の管理、木材加工技術、徹底された品質管理や製品流通システム等々、卓越した総合力が有ります。
工場にお伺いさせて頂くたびに、新たな取り組みを知る事が出来大変有意義な訪問になりました。
私たち工務店も、大切なお施主様に上質な紀州材をこれからも自信を持ってお勧めできます。
今後共何卒宜しくお願い致します。