住む人の健康と安全を追求
住まいと健康
住む人の健康と安全を追求
住宅の高気密化が進むに従って、建材等から発生する化学物質による健康への影響「シックハウス症候群」が問題となっております。
シックハウス症候群とは住まいの化学物質が原因となって発生する健康被害で、症状は目の痛みや咳、頭痛やめまい、皮膚の乾燥やかゆみなど多岐にわたります。
『家族が長く健康に暮らせる家』を実現するため、リソーケンセツでは下地まで無垢材にこだわり、化学物質の含んだ接着剤(VOCやホルムアルデヒド等)や塗装剤を使用した構造材、合板、仕上げ材を避けた安全な家造りを行っております。
住まいと健康
住まいと健康には密接な関係がございます。
< 人生の約66%は自宅で過ごす時間 >
日本人が家で過ごす1日の平均時間は15時間56分※という調査結果が出ております。
(※NHKの国民生活時間調査データを基に計算)
すなわち人生の約66%を自宅で過ごすということになります。
< 人体に摂取する物質のうち、室内空気は57% >
下図は人が一生の中で体内に摂取する物質の割合です。
出典:厚生労働省HP(居住環境とアレルギー)
体内に摂取する物質を多い順に並べると、空気(83%)、飲料(8%)、食物(7%)になります。
意外なことに空気の方が飲食物よりも身体に取り込まれる量が多いのです。
その空気の中で、もっとも大きな比重をしめるのが「自宅の空気(57%)」。
1日のうち家にいる平均時間が6割以上のため、摂取する物質量にも大きく影響しています。
< 子どもは大人の2倍もの呼吸による影響 >
子どもは大人よりも呼吸や食事によって化学物質を取り込みやすく、体重1kgあたりで比較すると大人の2倍近くの影響がでる調査結果が出ております。
出典:東京都福祉保健局HP(室内空気編)
小学校就学前の子どもは人生で最も急速に成長する時期に当たりますが、この時期の子どもが受ける化学物質の影響はほとんど解明されていない状況です。
下地まで無垢材にこだわる理由
無添加無垢にこだわり、室内の化学物質の濃度を抑えるリソーケンセツでは住む人の健康を考慮した家造りに取り組んでおります。 無垢材は化学接着剤などが使用されていない安心・安全な素材です。 肌に触れない壁や天井の中の下地まで無垢材を使用することで、室内の化学物質の濃度を抑えます。 |
無垢材とともに健康空間を造るこだわりの自然素材
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自然の力で室内の空気をきれいに
太陽光・風・地熱を利用した「エコ通気システム」と、自然素材である「漆喰珪藻土」の抗菌効果で、室内の空気を清潔に保ちます。
品質や安全性にこだわった断熱材
健康と快適さに直結する表面温度
「冬場にストーブを付けてもしばらく床は冷たいままで、なかなか部屋が暖まらない」という経験はございませんか?
体感温度は床、壁、天井面からの輻射熱「表面温度」が大きく関わっています。
表面温度が低いと体感温度も寒いと感じ、表面温度が高いと暖かく感じます。
断熱性の高い家は壁や床の表面温度が快適に保たれることで、住む人の快適性と健康に直結します。
高品質な断熱材
弊社で使用している断熱材はポリエステル100%で生成されております。
ポリエステルはペットボトルとして飲料のボトルに使用されるほど安全性の高い素材です。
また、一切の接着剤を使わないため有害な化学物質を含みません。
< 断熱性能 >
断熱材は結露で水分を吸収すると断熱性が大幅に低下します。
ポリエステル繊維は湿気を吸収せず風を通してくれるので、結露の発生を抑え、断熱性能を維持し続けます。
また、パンタグラフのような構造のため弾力性があり、繊維の垂れを解消します。
高い透湿性能。 |
壁体内の透湿イメージ |
パンタグラフのような構造。 (断熱材の電子顕微鏡写真) |
< 長期性能 >発砲断熱材に比べて 加水分解しにくい分子構造のため、長期劣化の少ない断熱材です。 10年間に相当する劣化試験の結果でも劣化は見当たりません。 断熱性能を半永久的に保持することができます。 |
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< 安全性 >衣類やペットボトルと同じポリエステルで100%成型されているので赤ちゃんがくるまっても安全です。 素手で触ったり裂いたりしても健康への害はありません。 安全性が高いことで教育施設や医療施設にも採用されております。 食虫害・腐敗劣化の心配もありません。 |
< 難燃性 >火のついたものが触れても燃え広がることはなく、自己消火性があります。 発泡系断熱材のように燃え広がるといった心配はありません。 タバコの火をのせても接点部分が溶けるだけで、燃えた部分は水と炭酸ガスに分解されます。 ダイオキシンやシアンガス等の有害ガスは発生しません。 |
< 吸音性 >
空気の振動である音エネルギーを繊維がしっかりと吸収します。
低音域から高音域までしっかり吸音し、生活騒音を外に漏らしません。
車のエンジンルームや鉄道の枕木間用の吸音材としても使われています。
< 環境性 >
ペットボトルをリサイクルして製造しているので、石油原料からポリエステルを作り出す場合の5分の1のエネルギーで作り出すことができます。
CO2の排出量を抑え、環境への負担も軽減されるエコな素材です。